南条郡湯尾村絵図

時代[明治]
資料解説南条郡湯尾村(現、南越前町湯尾)の景観を描いた明治4年(1871)の絵図です。各村の実態調査の際に作成された絵図の写しと考えられます。湯尾村は日野川の西岸に位置し、江戸時代には北陸街道の宿駅の1つとしてにぎわいました。川は青色、道は赤色、田は黄色、山は灰色、家の屋根は朱色で表現されるなど、色彩豊かに描かれています。家が一軒一軒表現されているほか、家の周りの草木も含めて細かく描かれています。山のふもとや中腹には神社も描かれており、当時の村の様子がよくわかります。

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