吉田郡吉峰村絵図

時代[江戸]
資料解説"吉峰村(現 永平寺町)の開田状況を描いた嘉永4年(1851)の絵図です。「三反五畝 趣法開田」(2か所)・「弐反五畝趣法開田」(2か所)と付箋があり、12反(約1.2ヘクタール)を開田したことがわかります。ちなみに、「趣法開田」とは、福井藩の援助によって田地を新たに開田することです。付近には、吉峰村を見渡せる高さの土地はないため、実際に高いところから見ながら書いたのではなく、景色をよく観察して、想像しながら描いたことがわかります。

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