南條郡今泉浦絵図

時代[江戸]
資料解説"河野浦、甲楽城(かぶらき)浦の間に位置する今泉浦(現 南越前町)の絵図です。家屋は茅葺きで表現されています。また、背後の山には、それぞれに名前が付けられた白い部分が点在しています。これらは、「タイラ」や「ウハサカ」など名前が付けられ、稗(ヒエ)などの米以外の穀物や甘藷(かんしょ:さつまいも)を生産する耕地でした。このことから、今泉浦では、海辺での漁業のみではなく、山間部での耕作もなされていたことがわかります。"

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