引札「越前武生町幸 松村商舗」

時代明治
資料解説「西洋小間物」とあり、旗には「現金正札附 厘毛まけなし」とあり、正価販売をうたっています。この引札の枠外下には、印刷・発行者として「明治二十七年七月二十五日印刷仝年八月十日発行」「「印刷兼発行者大阪市東区安土町三丁目十三番屋敷平民古島竹次郎」と刷られています。
※「引札」とは、明治時代のなかごろから昭和初期にかけて用いられた広告チラシです。大阪などの業者が図版を用意し、各店舗が必要枚数を購入したのち、地元の印刷会社で店や商品の名前、住所を刷って、お得意様に配布しました。

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