ヴェネツィア風景

作者鹿子木孟郎
ArtistKANOKOGI Takeshiro
TitleScene in Venice
制作時期明治36年(1903)頃
技法・材質紙、水彩
サイズ35.2cm×49.9cm
署名等画面左下:(モノグラム)□ T.Kanokoghi
取得方法購入
取得年度平成10年度
所蔵品目録番号0324
作品解説ここにあげる12点は、いずれも展覧会「鹿子木孟郎水彩・素描展」(1989年8月、三重県立美術館)の展示作品である。(1)「野菜図」では静物における写実の確かさを、(2)「藁葺の家」(3)「楠見氏の家屋」の水彩は、鹿子木の初期の風景水彩画の素朴さがあり、(5)「根津権現」(6)「赤羽風景」(8)「子守のいる風景」(9)「水車小屋」(10)「水汲み」にあっては不同舎での風景把握の妙が遺憾なく発揮されている。特に(4)「根津権現」(6)「赤羽風景」に見られるように鹿子木も木炭画には他に例をみない力強さが認められる。(7)と(12)は滞欧中の風景であるが、みずみずしくも確かな写実力に支えられた秀作である。なお(7)「ヴェネツィア風景」は「水と光の出会い近代日本水彩画の展開」(1987年福島県立美術館)にも出品されている。

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