「マハーバーラタ」

 Mahabharata
作家ラジ・クマール・ダス
 Raj Kumar Das
制作年1994
国・地域バングラデシュ
素材/技法油性ペイント・ブリキ
サイズ(高×幅×奥行)24.9×68.8×1.1
管理番号472
 『マハーバーラタ』と『ラーマーヤナ』はヒンドゥー教の二大叙事詩である。ここでは、従兄弟同士であるパーンダーヴァとクルの二つの家が彼らの王国と財産を元手に賭事をしている。最後の掛け金は美しいドラウパディーであったが、それもクルが勝ち取ってしまう。辱めを与える目的で彼女は衣服を剥がされている。苦境の中でドラウパディーがクリシュナ神に助けを求めると、その祈りの言葉に応えて奇跡が起こり、彼女の衣服は際限なく解かれるのに、いつまでもその身を包んだままである。女性に対する暴力を描いた作品と同じように、作者はドラウパディーが服を剥がれるという話の中にある、男性の犠牲者であり、男性によって所有物として扱われる女性というテーマに我々の目を向けさせる。

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