サラスヴァティー

TitleSaraswati
作者作者不詳(カーリーガート派)
ArtistArtist Unknown(Kalighat School)
制作年19世紀後半
素材/技法水彩・紙
サイズ(高×幅×奥行)27.9×21×-
国名インド
ジャンルカーリーガート画
取得年1999
管理番号1292
作品解説カーリガート絵画とは、コルカタ(カルカッタ)が英領インドの首都となり、周辺の村から集まってきた絵巻物の画家たちが制作した絵画のこと。画家の多くがカーリガート寺院(1809年創建)周辺に集まって制作したことからこの名がついた。この寺院へ参拝する一般のインド人向けに作られたが、イギリス人には異教徒の絵としてお土産ともなった。
サラスヴァティーは、インダス川の東方を流れていたサラスヴァティー川が女神として神格化されたもの。河川神としてはインドの神話の中でも高い地位を占め、穢れを払い豊饒をもたらす女神、学問と技芸をつかさどる女神とされる。そのため絵の中のサラスヴァティーはヴィーナーという楽器を手にしている。仏教では弁才天として崇拝される。

PageTop