ガルダを伴うヴィシュヌとラクシュミー

TitleVishnu and Lakshmi with Garuda
作者作者不詳(カーリーガート派)
ArtistArtist Unknown(Kalighat School)
制作年19世紀後半
素材/技法水彩・紙
サイズ(高×幅×奥行)27.9×22.9×-
国名インド
ジャンルカーリーガート画
取得年1999
管理番号1291
作品解説カーリガート絵画とは、コルカタ(カルカッタ)が英領インドの首都となり、周辺の村から集まってきた絵巻物の画家たちが制作した絵画のこと。画家の多くがカーリガート寺院(1809年創建)周辺に集まって制作したことからこの名がついた。この寺院へ参拝する一般のインド人向けに作られたが、イギリス人には異教徒の絵としてお土産ともなった。
ヴィシュヌは、ヒンドゥー教の信仰世界では、宇宙を創造するブラフマー、破壊するシヴァと並ぶ最も重要な神であり、宇宙を維持する役割を負っている。様々な化身をもち、例えばクリシュナもそのひとつである。ラクシュミーはヴィシュヌの妻で、富、幸運、美をつかさどる。彼らの足下にかしずくガルーダは、ヴィシュヌの乗り物である。

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