リキシャ

TitleRickshaw
作者アラウッディン(絵)、ユヌス工房(車体製作)
ArtistAlauddin (painting), Yunus Mistry (rickshaw making)
制作年1994
素材/技法エナメル絵具、ビニール、竹、ブリキ、金属、写真、自転車
サイズ(高×幅×奥行)185×238×110.5
国名バングラデシュ
ジャンルリキシャ・ペインティング
管理番号455
作品解説アジア各地には過剰な装飾を施した様々な乗り物があるが、バングラデシュのリキシャもそのひとつである。リキシャはその名からも連想できるように、そのルーツは、実は日本の人力車にある。明治期に輸出の花形だった日本の人力車は、アジアはもとより遠くアフリカにまで輸出され、その土地に適した形式へと姿を変えた。そして今もバングラデシュでは、華やかに飾ったリキシャが街にあふれている。職人たちはベンガル地方の民俗的な絵画を下敷きにしつつも、より直接的にはポスターやカレンダーに基づき、農村や都市の生活風景からかわいい動物たち、モスクや祈る女性、政治指導者、映画スターにいたる魅力あるイメージまでを、注文主の要望に従い、リキシャ各部に描き込むのである。

PageTop