危機管理の鉄則

分類記号5-B
内容分類ボウ
図書番号H0018901
図書内容■ 第一章 危機管理の諸相 危機管理が必要なのは、自然災害だけではない
 ・「地下鉄サリン事件」に見る日本のテロ対策(p.16)
   サリンが民間でも量産可能であることを、オウム心理教は証明した
   自衛隊の化学兵器対策組織がしっかりと機能した
   危機が発生したとき、「行政官庁間協力」が決定的な抑止力を発揮する
   イラクはサリンを使って、クルド族の村落を全滅させた
   日本には明確な「危機管理組織」がない
 ・政治体制そのものにも危機管理は必要(p.29)
   村山首相には、知的行動の気力はなかった
   政治家も地方自治体の首長も、災害危機に積極的に取り組んでこなかった
   阪神大震災は、自然災害と人災との「複合災害」であった
   交通渋滞は、行政手腕によって解消できたはずだ
 ・「経済危機」の危機管理(p.38)
   東アジアの経済成長率は、世界不況のなかで唯一明るい材料だった
   今回の経済危機では、従来の危機対策は通用しない
   日本政府は、北朝鮮に対して「貿易保険」の適用を認めていない
   中国経済は、このままいけば不良債権の山に押しつぶされてしまう
   韓国の外貨危機は、国内経済の全面的崩壊をもたらした
 ・日米安保条約に見る外交・軍事の危機管理(p.49)
   日米安保条約が、東アジアと安定を維持しつづけてきた
   日本が米国国債への投資を続けることは、世界経済の安定を意味する
   日米安保条約は、二一世紀の世界秩序の維持と安定に、決定的に寄与していく
■ 第二章 無能な政府が大惨事に拍車をかけた
 ・「何もしない」内閣の人災(p.57)
 ・パソコン通信網の威力も知らず
 ・具体的で細かい情報が入る強み
 ・情報ネットワークの運用にも問題
 ・首相はいつ地震を知ったか
 ・何もかもが平時体制
 ・非常権限行使に後ろ向き
 ・助言もできない自民党
 ・中曾根・後藤田コンビならできた
 ・非常体制を阻んだ官僚
 ・当直も代位指定もなし
 ・救出された七十パーセントが死亡
■ 第三章 企業の危機管理、個人の危機管理
 ・ダイエーの危機管理に学べ(p.83)
 ・早かった日銀の対応
 ・マニュアルは作成の四原則
 ・企業の危機管理のコツとは
 ・徹底した自助努力を
 ・韓国はほとんどの組織に職場防衛態
 ・マニュアルの有無で明暗
 ・地震予知不能を前提に
 ・登山靴と防災頭巾の用意を
 ・地震直後は浴槽に水を張れ
■ 第四章 災害に備えなかった自治体が学んだ教訓
 ・なぜ自衛隊艦船の入港は遅れたか(p.113)
 ・自衛隊を疎外した報い
 ・被害拡大を招いた自治体の準備不足
 ・隣接府県の支援もバラバラ
 ・道交法ではできぬ交通遮断
■ 第五章 自衛隊なくして、有効な救助活動はあり得ない
 ・ボランティアの核組織もなし(p.131)
 ・戦争と大災害とは同質
 ・自衛隊の装備を知れ
 ・救出用装備の充実を
 ・知事の考え方が被害を左右
 ・ドイツの緊急救護隊に学べ
 ・予備自衛官制度を活用せよ
 ・FEMA は自治体の調整機関
■ 第六章 日本人の"平和ボケ"が被害を拡大させた
 ・空母の支援があれば死者大幅減(p.155)
 ・骨がらみになった「平和中毒」
 ・国民を甘やかす政治
 ・実態とのズレを誘導するマスコミ
■ 第七章 災害対策における問題点
 ・破壊消防も実行不能(p.167)
 ・ヘリ消化には、まず反復訓練
 ・法とシステムの改変が不可欠
 ・私権制限のない現場
 ・自警団をつくらせぬ治安維持を
■ 第八章 有事に弱い政治、強い日本経済
 ・大量倒産、大量失業の恐れ(p.187)
 ・経済全体への影響は少ない
 ・赤字国債を恐れるな
 ・予想を上回る復興のスピード
■ 第九章 復興へ向けて今、何をすべきか
 ・「復旧」ではなく「復興」を(p.199)
 ・ライフライン共同溝に
 ・放置すれば元の木阿弥
 ・焼け跡を自治体が買収
 ・臨調タイプの行政委を
 ・執行機関は自治体がベター
 ・最悪の政府、人材なき自治体
 ・東京が壊滅すれば「世界大変」
■ 第十章 発想を転換した新たなシステムづくりを
 ・非常体制切り替えは政府の責任(p.219)
 ・国にも自治体にもマニュアルを
 ・各省庁の連携規定をつくれ
 ・計画をつくるだけではダメ
 ・戦争と同じ発想で反復訓練
 ・「超法規」避ける有事立法
 ・戦前の日本ならば戒厳令
 ・官僚はミカンの小袋
■ 第十一章 神戸復興のシナリオを政治家が書けるか
 ・一級国民と五級政府(p.237)
 ・近畿全体の地盤沈下が心配
 ・神戸にとっても最悪の政権
 ・画期的対策がなければ神戸は沈没
 ・政治不信と地方の離反
 ・被災者は強制疎開を
 ・平和憲法では災害は防げぬ
形態著者:長谷川慶太郎
題名危機管理の鉄則
題名読みききかんりのてっそく
著者・記事作成者長谷川慶太郎
著者・記事作成者読みはせがわけいたろう
発信者・発行者(株)徳間書店
発信者・発行者読みかぶしきがいしゃとくましょてん
版次初版
頁数262
サイズ150
背表紙1
背表紙の特徴
背表紙の色赤 クリーム
情報メディア分類図書
和洋区分
記述言語日本語
キーワード危機管理 自衛隊 災害

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