『能代春慶塗 広蓋』の画像

春慶塗広蓋

能代春慶塗 広蓋

資料番号04-YMD-NSSY-工08
資料名(ヨミ)ヒロフタ
資料詳細二枚一組
解説広蓋は古代の衣装箱の蓋で、衣装などを賜うときこれにのせたといわれる。後代にはその形状に擬して作り、客に供する料理などを盛る時に用いた盆状の容器の称である。
本品はヒバ板製、フチは組み木構成、ニカワ付け仕上げをした春慶塗を施し、刷毛の跡が多少うかがわれるものの能代春慶の色相、光沢を十分に伝えている。二枚を杉板製の木箱に格納。蓋の表面には墨書の痕跡があるが判読は困難である。製作年代は当家六代前の先祖巳之松が購入したらしいところから万延元年(1860)ごろと推定される。製作者は不明である。
大分類能代春慶
寸法(図録用)横762×縦460×高さ30
点数2
附属品等

PageTop