ジャベリックスロー 競技説明
競技名称 | ジャベリックスロー |
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資料解説 | ジャベリックスロー(Javelic Throw)は、ターボジャブ(Turbojav)を投げた距離を競う競技で、小中学生の陸上競技大会でやり投げに代わる種目となっている。ターボジャブの重さは300g、長さは70cmで、やり投の導入として開発された。全国大会はジュニアオリンピックのみで開催されている。基本的に“肩が強い”選手がターボジャブも遠くに投げられるが、長さのある物体を投げるため、穂先に向かってまっすぐ力を加えないと、投げた後に空気抵抗を受けて極端に減速してしまう。 正規のやり投げは、高い技術が必要なうえに肩の故障や事故の恐れもあるため、元世界記録保持者、トム・ペトラノフ(南アフリカ)が1m前後のジュニア用器具を考案し、フィンランドや日本など、やり投げの盛んな国で改良されて現在に至っている。 投げる用具、ターボジャブ(Turbojav)は、プラスチック製のロケット型で、重さは正規のやり(男子は約800グラム)の半分程度から年齢、技術に応じて数段階ある。日本では陸上競技用品メーカーのニシスポーツが製造し、中学生のジュニアオリンピック陸上競技大会で1994年から導入されている。 |