ジェンズ(羽根蹴り) 競技説明

競技名称ジェンズ(羽根蹴り)
資料解説ジェンズ(毽子)は、中国、朝鮮、ベトナムなどで行われている羽根蹴りゲームの羽根をさす。ジェンズを蹴る、リフティングすることをティージェン(踢毽)といい、現代中国では近代的なスポーツとして整備されている。穴あきの銅銭に布や革を巻きつけて重りとし、それに鶏やアヒルの羽根をつけている。大きさは約10~15cm程、重さは約20~25g程。ジェンズ=チェンズ、蹴羽根、キックシャトル。中国では1980年代にジェンチウ(毽球)というチーム競技がルール化され、1987年に中国毽球協会が成立している。ジェンチウはバドミントンに似た大きさのコート(幅6.1m、長さ11.88m)で、ネット(高さは1.6m(男子)または1.5m(女子))を使って競技する。チームの人数は3人で、ジェンズをネット越しに相手の陣内に蹴りこむことを目的とする。自陣内では4回まで蹴ることができる。ゲームは15点を先取した側が勝つ。足を使うため、バドミントンというよりはセパタクローによく似た競技。2000年以降、世界選手権が開かれている。ベトナムでは「ダーカウ」という。

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