タグラグビー  競技説明

競技名称タグラグビー
資料解説タグラグビー(Tag Rugby)は、通常のラグビーからタックルなどの接触プレイをなくした競技で、性別や年齢を問わず安全に楽しめる、主に年少者や初心者向けの団体球技。平成20(2008)年に改訂された文部科学省「小学校学習指導要領解説体育編」にタグラグビーが例示されたことから、小学生を中心にプレイされているが、親子でのプレイも可能である。プレーヤーは、腰にベルトを着け、両腰のワンタッチテープの部分に「タグ(ビニール製のリボン)」を着けてプレイする。
ボールを持って走ってくるプレーヤーの前進を、守る側はボールを持っているプレーヤーの左右どちらかひとつのタグをとることで止めることができる。このプレイのことを「タグ」という(タックルの代わり)。守る側は、タグをとったら頭上に掲げ、皆に聞こえるように大きな声で「タグ!」とコールしなければならない。タグをとられたプレーヤーは、すぐに走るのをやめて止まり、できるだけ早くボールをパスしなければならない。全速で走っていたとしても、タグをとられたらただちに止まることが求められる。目安は3歩以内であるが、これはタグをとられてから3歩は動いてもよいことを意味するものではない。相手の陣地(ゴールライン)にボールを持ち込んで置くことで点が入る。楕円球を抱えて24(うち双方のゴールライン各2 m)×12m程度のコートを自由に走り回ることができるため、得点が入りやすい。1チームの人数は、4人ないし5人で行い、試合時間は5~7分ハーフ程度が一般的。ボールはラグビーと同じ楕円球で、小学校中学年以下は3号球、高学年は4号球が適している。タグラグビーではボールをキックしないので、タグラグビー用のボールはキックすることを前提に作られていない。
1990年代のはじめにアメフトを基にしたフラッグフットボールをヒントにイギリスのデボン州で考案されたとも、オーストラリアにおいて13人制のリーグラグビーのトレーニングとして1992年から1993年にかけて考案されたとも言われている。15人制ラグビーユニオンの日本ラグビーフットボール協会が「タグラグビーオフィシャルウェブサイト」を開設している。2005年からサントリーカップ全国小学生タグラグビー選手権大会が開催されている。

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