木球ボール 10番

資料番号Q-0374
公開解説木球用のボール、10番。木球、ウッドボール(Woodball)は、マレット(木槌)でボールを打ち、少ない打球数でゲートを通すことを競うスポーツ競技である。ボールは、直径9.5cm±0.2cm、重さ350g±60gの木製と規定されている。国際木球連盟のルールでは、三角形を組み合わせたマークと「Hui King岳王」のマーク、そしてナンバーのついたボールを国際大会で使用する。クロッケーやゲートボールと同じように、ボールを空中に飛ばさず転がす競技だが、ゲートの形状が大きく異なる。またマレットも、左右対称ではなく、1面のみが打球面となっている点が異なる。競技は12コースで行われ、ショートコース(30~50m)2本、ミドルコース(51~80m)8本、ロングコース(81~130m)2本からなる。台湾で考案され、日本では福島県で普及が始まったスポーツで、アジアオリンピック評議会(OCA)が2年毎に開催するアジアビーチゲームズでは2008年の第1回大会よりビーチウッドボールとして正式競技に採用されている。

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