バスクペロタボール

資料番号Q-0341
公開解説バスクペロタと呼ばれる競技の中のセスタ・プンタという種目(アメリカではハイアライという)で用いる成人初心者用の柔らかいボール(Pelota Mano Iniciacion Adultos Goxua (Blanda))。セスタと呼ばれるグローブを用いてボールを受け止め、壁に投げつける。直径63~64㎜、重さ97~100g。大人上級者用のボールは直径5cm重さ130g。オリンピックでは1900パリ大会のみ公式競技としてセスタ・プンタ1種目が行われた。1924パリ、1968メキシコシティー、1992バルセロナで公開競技として実施され、種目にはハンド・ペロタやパレタ・ゴマなど10種目もあった。セスタ・プンタと呼ばれる競技は、ヨーロッパ以外ではハイアライとして知られる。ハイアライ(「楽しい祭り」の意)は、1875年に命名された造語であるが、日本ではバスクペロタの別名とされることもある。バスクペロタはバスク地方のコート・スポーツの総称で、ボールやグローブ、バット、ラケットなどの競技具やルールによって細かく分けられている。

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