バスクペロタボール

資料番号Q-0340
公開解説バスクペロタ(Basque Pelota)の一種、セスタ・プンタ(Cesta Punta、別名ハイアライ)の大人上級者用のボール。ボールは金属糸できつく締められた後、ヤギ革2枚で包まれ縫い合わされる、硬いものである。セスタと呼ばれるグローブを用いてボールを受け止め、壁に投げつけるため、セスタ・プンタ(バスク語 Zesta punta、スペイン語 Cesta punta)と呼ばれる競技は、ヨーロッパ以外ではハイアライとして知られる。ハイアライ(バスク語 Jai Alai、「楽しい祭り」の意)は、1875年に命名された造語であるが、日本ではバスクペロタの別名とされることもある。バスクペロタはバスク地方のコート・スポーツの総称で、ボールやグローブ、バット、ラケットなどの競技具やルールによって細かく分けられている。夏季オリンピック1992年バルセロナ大会では10種目ものバスクペロタが公開競技として実施された。1929年に国際バスクペロタ連盟が設立され、1952年以降は世界大会(1958年からは世界選手権)を開催している。

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