砲丸 一般男子

資料番号Q-0300
公開解説陸上競技、砲丸投用の砲丸。真鍮製、検定刻印あり、7.26kg。ビンテージ品、直径11cm。砲丸投(Shot Put)は、陸上競技-フィールド競技-投擲競技の種目で、砲丸(Shot)を遠くに投げる能力を競う競技である。重いものをどれだけ遠くまで投げられるかを競う「力比べ」を原型に発達し、19世紀後半に形成された、比較的新しい種目。2.135m(7ft)の円内から前方に投擲する。投擲の円内を中心とする、34.92度の扇形の内側の地面に落下したものだけが有効な試技となる。一般男子の砲丸の重さは16ポンド(7.260kg)で、ボウリングの一番重いボールと同じ重さ。投げ方は「put」、押し出す動作と定められており、肘を伸ばした「throw」は禁じられている。砲丸投では自分の砲丸を使うのではなく、大会本部が公式採用した砲丸から選んで練習し、本番で使用するものを決めている。オリンピックでは1896年第1回アテネ大会から男子種目として採用されている。世界記録は男子23.12m(1990年)、女子22.63m(1987年)で、30年以上更新されていない(2021年6月現在)。

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