硬式野球ボール 記念球

資料番号Q-0162
公開解説嘉義大学と中京大学との2016年に実施された交流試合記念硬式野球ボール。ボール記載事項、1931-2016。KANO嘉義大学 CHUKYO。Friendly Baseball Game 2016.8.1-3。台湾の国立嘉義大学は1919年設立の嘉義農林学校(KANO)に溯る。同校は1931(昭和6)年第17回全国中等学校優勝野球大会に出場し、初出場で決勝戦に進出し、同じく初出場の中京商業と戦った。優勝は中京商業。嘉義農林学校野球部の実話が「KANO 1931海の向こうの甲子園」として台湾で映画化、2014年に公開された。硬式野球ボールの規格はひとつで、周囲22.9~23.5cm、重さ141.7~148.8gの規程内のボールを小学生からMLBまで用いる。ボールは、小さなコルクの芯をゴムで包み、羊毛を巻き付け、白色の牛皮もしくは馬皮2片で包み、赤色の木綿糸で頑丈に縫い合わせて作る。一頭の牛の皮からプロ用で約40球、高校用で約50球、練習用で約65球分製造できる。硬式野球ボールの縫い目は108あり、回転をしっかり見ることができるように赤色となっている。

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