新体操ボール

資料番号Q-0115
公開解説体操の新体操(Rhythmic Gymnastics)の手具のひとつであるボール。ササキ(SASAKI)製オーロラボール(光の当たる角度により色彩がオーロラのように変化する)。国際体操連盟認定品、日本体操協会検定品。M-207AU-F。ボールの素材はゴム製か柔らかいプラスチック製とされ、直径180~200mm、重さ400g以上と規定されている。色に指定はない。新体操は、13m四方のフロアマットでリボンやボールなどの手具を使いながら音楽に合わせて演技をする芸術性を競う採点競技。女子手具体操から派生した。体操競技と異なりアクロバットが禁止されている。手具には、ロープ(縄)、フープ(輪)、ボール(球)、クラブ(こん棒)、リボン(帯状布)の5つがある。ボールルーティンの基本的な要素には、投げる、受ける、転がす、つく、保持するなどがある。ボールは、手になじみやすく、吸い付くような感触のものが理想的とされる。また、まっすぐ転がるボール、すなわちつなぎ目の加工法を工夫し正確な球形となっているものが良い。

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