水球のボール

資料番号Q-0114
公開解説水球競技のボール。MIKASA製W6000W。国際水泳連盟公式試合球、日本水泳連盟公式試合球、高校生以上の男子用。グリップ性に優れた、特殊配合ゴムを用いている。高校生以上の男子用ボールは外周680~710mm、空気圧55~62kPa、女子用は650~670mm、空気圧48~55kPaと規定されている。重さは男女とも同じで400~450gとなっている。ピンクの入ったパステル調の配色は2009年から採用されている。水球(Water Polo)では、ゴールキーパー以外はボールを片手でしか触ることができない。これは攻撃側も守備側も同じである。水深2m以上のプールでの競技のため底に足がつくことはなく、泳いでいない時でも選手は「巻き足」、足を広げて左右の足を交互に回転させ、いわゆる立ち泳ぎをしている状態である。フィールドの大きさは、男子30×20m、女子25×20m。国内統括団体は日本水泳連盟(JASF)で、国際的には国際水泳連盟(FINA)である。水球のボールは、1人乗りのカヌー(ポロカヤック)で行うカヌーポロ(Canoe Polo)でも用いられている。

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