クリケットボール

資料番号Q-0013
公開解説クリケット競技用の公式球。2分割、赤色、革製。Readers社製。イングランド製。156g。クリケットのボールは、円周224~229mm、重さ155.9~163gと規定されている(女子用は140~151g)。クリケットボールは、コルクの芯に糸を巻いてから革のカバーを縫い付けて作る、非常に硬いものである。製造方法もルールで厳格に規制されている。4分割のものもあり、より高価となっている。伝統的には赤色球を用いるが、照明下では視認性を高めるために白色球を用いる。クリケットボールは、重い方が変化させやすいという。クリケット(Cricket、板球)は、イギリス、オーストラリア、インド、パキスタン、南アフリカ、西インド諸島などの英連邦諸国を中心に人気で、競技人口はサッカーに次いで世界第2位といわれる。オーストラリアやインドでは、クリケット用のバッティングセンターがあるほどメジャーな競技となっている。2010年に中国広州で開催されたアジア大会には女子日本代表が出場し、銅メダルを獲得している。

PageTop