ポロボール
| 資料番号 | Q-0009 |
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| 公開解説 | 馬に乗ってボールを杖で打ちゴールに入れる団体球技ポロ（polo、打毬、中国語では馬球）のボール。白色、表面には「LA MARTINA POLO PRODUCIDO EN ARGENTINA」というロゴが印刷されている。La Martinaはアルゼンチンに本店があるポロ用品を主力とするアパレルメーカーである。資料は南アフリカヨハネスブルグ近郊のサントンシティ店にて購入した3点のボールのひとつである。アルゼンチンはレベル的にも規模的にも、現在ポロの最も盛んな国である。ボールの規格は、直径76～89mm、重さ99～130g。現在のボールは耐衝撃性プラスチック製であるが、かつては竹、コルクを革で覆ったもの、硬いゴム、柳の根などで作られていた。ポロは、馬に乗って行う団体球技の一種で、紀元前6世紀のペルシャを起源とする世界で最も古い歴史をもつ競技の一つ。かつて、起源地のペルシャからシルクロード経由で日本にも伝播し、打毬杖（毬杖）をふるって毬を毬門に早く入れることを競う打毬が、現在も宮内庁や青森県の神社で行われている。 |