フィッシング 競技説明

競技名称フィッシング
資料解説広い意味でのスポーツとしてのフィッシングは、1653年アイザック・ウォルトンが著した「釣魚大全」に、漁師以外の人が楽しみとして行う釣りについての思想がみられる。「釣魚大全」は釣り人のバイブルと呼ばれ、ウォルトンが末尾に”Study to be quiet(静かなることを学べ)”として釣り心を記したことは、中世から近世にかけてのイギリス人の遊びに対する探究心が象徴されているともいわれる。1900年パリ五輪の報告書には釣りが競技として記録されている。1939年にインターナショナル・ゲーム・フィッシュ・アソシエーション(IGFA)が設立され、一定のルールの下で行われる競技性のある釣りが登場した。使用する道具の規格を定め、魚種毎の1匹長寸、釣果の重量などで競技する大会がある。実施されるフィールドは、海釣りと川釣りに大別される。海釣りはさらに、礒・防波堤・砂浜・河口・船上・筏などの場所によっても区別される。川釣りは、渓流、川、湖、池のほか釣り堀(管理釣り場)などの場所によって区別される。また釣法・道具も多様に存在する。

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