体操‐アクロバット 競技説明

競技名称体操‐アクロバット
資料解説「スポーツアクロバット」「スポーツアクロ体操」とも称される。競技は男子ペア、女子ペア、混合ペア、女子団体(トリオ)、男子団体(メンズフォー)の5カテゴリで実施される。音楽にあわせ、ダンス、タンブリング(宙返りなどの跳躍・回転)、連携技術、バランス技、空中での運動を含む動き技で構成された演技が行われる。1つの演技は体操競技の床演技で使用するのと同じフロアで2分30秒の声の入っていない曲を用いて行われる。競技種目は柔軟性を強調するポーズや力強さを表す倒立のバリエーションなどの静止技を中心に構成する「バランス演技」、宙返り系を中心とした動的な構成とする「ダイナミック演技」、すべてを統合した構成とする「コンバイン演技」の3種類がある。日本に紹介されたのは1985年秋に日本体操協会が模範演技として中国のミックスペアの選手を招聘したことにはじまる。国際的には1973年に国際スポーツアクロ体操連盟(IFSA)が設立され、同連盟は1985年に国際競技団体として国際オリンピック委員会(IOC)に承認された。各国の代表が参加して競う世界アクロ選手権大会は1974年から2年毎に開催され、1975年からが世界選手権の各種目上位1〜6位入賞者に出場資格が与えられるワールドカップも開催されている。1991年第8回ワールドカップは日本で開催された。

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