鷹狩り 競技説明

競技名称鷹狩り
資料解説鷹狩り(falconry、hawking)は、飼いならした鷹を山野に放って、鳥類や哺乳類(兎・狼・狐など)を捕らえさせる狩猟、狩猟スポーツ。鷹を扱う者を鷹匠という。鷹狩りの「鷹」とは猛禽類の総称で、タカ科のイヌワシ、オオタカ、ハイタカ、ハヤブサ科のハヤブサ等である。鷹狩りはアジアの遊牧民の間で発達した狩猟法で、中央アジア、東アジア、西アジア、ヨーロッパに広がっている。現在最も盛んな地域はアラビア半島で、世界の鷹匠の半数以上が、この一帯に住んでいる。2010年「鷹狩、生きた人類の遺産 FALCONRY is a Living Human Heritage」としてユネスコ世界無形文化遺産に認定されている。2016年現在、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、シリア、カザフスタン、モンゴル、韓国、パキスタン、ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オーストリア、チェコ、ハンガリー、スペイン、ポルトガル、モロッコの18か国が登録。申請団体の「世界鷹匠協会(IAF、International Association for Falconry and Conservation of Birds of Prey)」にはNP0法人「日本鷹匠協会」も加盟しているが、日本は世界無形文化遺産には登録していない。

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