パラグライダー 競技説明

競技名称パラグライダー
資料解説1970年代の終わり頃にフランスのスカイダイバーが山の斜面を四角いパラシュートで下りたのが始まりだとされている。このスポーツは、1966年に登山家の三浦雄一郎が富士山でスキーの直滑降を行った際にブレーキ代わりにパラシュートを使用した映像から着想されたという説(典拠:『知恵蔵』三浦雄一郎の項)がある。国際航空連盟主催の世界選手権も開催されており、アジアオリンピック評議会によるアジアビーチ競技大会、ワールドゲームズでも実施されている。ランディングの精度を競う「ターゲット(アキュラシー)」種目、決められた地上の目標を決められた順番に巡回しその時間や達成度を競う「パイロン」種目、決められたパイロンを繋いで最も長い距離を飛ぶことを競う「キャッツクレイドル」種目、遠方に設置されたゴールへの到達を競う「ゴールタスク」種目、決められた飛行時間通りに正確に飛行することを競う「セットタイム」種目、上昇気流を利用して滞空時間を競う「デュレーション」種目、地上に設置されたターゲットにカラーボールを落とし、その精度を競う「爆弾落とし」種目、さまざまな技を行いその精度を競う「アクロバティック」種目がある。国内には多くのフライトエリアがあり、日本でも愛好者が多い。国家資格は必要ないが、操縦するためには(公社)日本ハング・パラグライディング連盟のライセンスが必要である。

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