スピードスキー 競技説明

競技名称スピードスキー
資料解説スキー競技のひとつで、急勾配の斜面をすべり降り、時速を競う。スタート後300〜400mの助走区間をほぼ直滑降し、その後の100m区間の平均速度を計測する。選手の速度は、200km/h以上となるため、空気抵抗を減らす特殊形状のヘルメットやコーティングされた通気性のないスーツを着用する。雪面から顎までの高さが35㎝前後という極端に低い姿勢で、ターンをしないことから専用の板を使用する。1992年アルベールビルオリンピック大会で公開種目として採用されたが、練習中にスイス人選手が雪上車と志望する事故が発生し、高速による危険性も高いことから正式種目にはなっていない。国際的にはワールドカップが行われるなど、欧米では人気がある。日本記録は、1997年フランス・レザルクにおける大会で久住和永が記録した241.611km/h。

PageTop