フットサル 競技説明

競技名称フットサル
資料解説フットサル(Futsal)は、5人制の室内サッカー、ミニサッカー。屋外でも行なわれる。フットサルの起源には、二つの大きな流れがあるといわれている。ひとつはブラジル南米を中心に弾まないボールを使って発展した「サロンフットボール」。もうひとつは、サッカー発祥の地イギリスから始まって、ヨーロッパ、北米などへ広まった「インドアサッカー」。インドアサッカーは、室内でプレーし、壁の跳ね返りを利用したスカッシュやアイスホッケーのような要素をもったゲームである。1989年に国際サッカー連盟(FIFA)がフットサルを所管することとなり、1994年には世界共通の統一ルールがまとめられた。日本では日本サッカー協会(JFA)が所管する。FIFA主催のフットサルの世界選手権大会は1989年から原則4年に1度開かれている。夏季ユースオリンピックでは、2018年ブエノスアイレス大会から正式競技となっている。サッカーを表す「Fut」と、室内を意味する「Sal」を合わせた言葉がフットサルの語源で、1994年から用いられている。
サッカーとフットサルの違い❶ボールの大きさ:サッカーの4号球と同じ大きさで、より重く、弾みにくい。❷ピッチの広さ: 40m×20mとサッカー(105m×68m)の半分以下。❸プレイ人数:サッカーは11人、フットサルは5人。❹選手交代:サッカーは3人までで交代すると戻れない。フットサルは交代要員7人までを自由に何度でも入れ替え可能。❺試合時間:サッカーは45分ハーフ、フットサルは20分ハーフ。❻プレイ再開:サッカーは手を使った「スローイング」、フットサルは足で蹴る「キックイン」。❼4秒ルール:キックインの時、ボールをライン上に置いてから4秒以内に蹴る。❽5mルール:キックインの時、相手チーム選手はボールから5m以上離れる。❾オフサイド:フットサルにはない。❿接触プレイ:フットサルの方が厳しい。⓫ゴールサイズ:フットサルは高さ2m×幅3m、サッカーは高さ2.44m×幅7.32m。⓬男女混合:女性と混合で行う「ミックス」種目もある。

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