資料解説 | ファウストボール(独Faustball、英Fistball)は、ドイツ発祥のスポーツで、ファウストとはドイツ語で「拳」を意味する。ファウストボールの歴史は古く、紀元前240年頃の歴史書にも記載があり、世界でもっとも古いスポーツのひとつと考えられている。バレーボールの原型と言われ、ドイツやオーストリアなどヨーロッパを中心に盛んに行われ、近年世界に広がりつつある。コート(屋外縦50m×横20mの芝コート、屋内縦40m×横20m)の中央にはったストリング(ネットの代わりのひも状のもの、高さは男子2m、女子1.9m)を挟んで5人対5人で対戦する団体球技。ボールを3回以内に相手コートに返し、返せないと相手のポイントとなる。ボールを扱えるのは片手のみ。3回以内でボールを返す時に、ボールをそれぞれワンバウンドさせることができる。アタックを打つ時は「拳」のみしか使えず、ここにファウストボールの名前の由来がある。ワールドゲームズでは、1985年の第2回大会から男子の公式競技になっている。4年に1度、世界選手権も開催されている。女子は2年に1度。日本ファウストボール協会は1998年に設立されている。【ボールの規格:周囲65~68cm、重さ男子350~370g、女子320~340g】バレーボールよりも少し重くサッカーボールに近い |
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