アメリカンフットボール 競技説明

競技名称アメリカンフットボール
資料解説アメリカンフットボール（American football、［鎧球（がいきゅう）、米式蹴球］）は、11人編成の2チームが攻撃（オフェンス）と守備（ディフェンス）に分かれて戦い、ルールに基づいて攻守交代する団体球技。アメリカで盛んに行われているフットボールであり、アメリカやカナダで単に「フットボール」というときは、アメリカンフットボールのことを指すことが一般的である。逆に多くの地域で「フットボール」と呼ぶスポーツを「サッカーと呼んでいる。起源は1869年、アメリカのニュージャージー州とされている。
アメリカンフットボールのフィールドは、長辺120ヤード（約109.73m）のサイドラインと、短辺160フィート（約48.78m）のエンドラインで囲まれた長方形である。試合時間は60分で、15分ずつの4つの節に分け、各節をクォーター（quarter、4分の1）と呼ぶ。アメフトの得点方法は4種類ある。相手のエンドゾーンまでボールを持ち込む「タッチダウン」で6点入り、「ポイントアフタータッチダウン」として、1点（キック）もしくは2点（プレー）の追加点を挙げるチャンスがある。また、といって、プレイ中に相手チームのゴールポストの間にボールを蹴り込む「フィールドゴール」で3点入る。レギュラーサイズ（size 9）のボールの規格はアメリカンフットボール公式規則によると、長直径27.6～29.1cm、長外周70.5～72.4cm、短外周52.7～54.0cm、重さ397～425gとされている。
最高運営組織は国際アメリカンフットボール連盟（IFAF）で1998年に設立された。日本の国内競技連盟は、日本アメリカンフットボール協会（JAFA）で1936年に設立されている。全米スポーツで最も人気があるのはNFL（ナショナル・フットボール・リーグ）で、アメリカで最上位に位置する1920年に始まったプロアメリカンフットボールリーグである。ワールドゲームズでは、2005年デュースブルク大会（ドイツ）と2017年ブロツワフ大会（ポーランド）で公開競技として実施された。

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