ブリッジ 競技説明

競技名称ブリッジ
資料解説2018年夏季アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ/パレンバン)で正式種目として実施されたブリッジは、「コントラクトブリッジ」で、7枚の手持ちカードで行われるセブンブリッジとは異なるゲームである。国際統一ルールが確立している数少ないトランプゲームのひとつ。国際統一ルールが確立している数少ないゲームである。4人のプレイヤーのうち、向かい合わせに座った2人がペアとなって2対2のゲームを行う。各プレイヤーは、時計まわりに1人1枚ずつカードを出し、最も強いカードを出した人が勝ちとなる。この1回の勝ち負けをトリックと呼ぶ。使われるカードは52枚であるため、1人ずつ13回カードを出す、つまり13トリックでゲームは終了する。プレイ開始前には「オークション」が行われ、「切り札」「ディクレアラー(親)」「獲得するトリック数」を決定する。各プレイヤーは、自分に配られたカードを見て「どのスーツ(マーク)を切り札(あるいは切り札なし)にして、いくつのトリックを取るか」を順に宣言(ビッド)して競り上げる。一番高いビッドが「コントラクト(契約)」となり、そのスーツを最初にビッドした人が「ディクレアラー」、そのパートナーは「ダミー」となる。「ディクレアラー」側はコントラクトどおりのトリック数を取れば勝ち、取れなければ相手側の勝ちとなる。オークションの過程や場に出されたカードから相手の手の内を読み、戦略を組み立てるのがゲームの醍醐味。
ブリッジの由来は、約500年前の16世紀イギリスで楽しまれた「ホイスト」に遡るとされ、現在のルールは、アメリカの鉄道王ハロルド・バンダービルトによって1925年に完成された。2005年には世界ブリッジ連合、国際チェス連盟、国際囲碁連盟、国際チェッカー連盟の連合組織である国際マインドスポーツ協会(IMSA)が設立された。

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