武術太極拳 競技説明
競技名称 | 武術太極拳 |
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資料解説 | 中国では14世紀頃から特に武術が発達し、様々な種類と流派が生まれた。これらの中国武術のうち、日本では太極拳の愛好者が非常に多く、スポーツ化も進んでいる。2009年、2013年のワールドゲームズで公開競技として実施された他、第11回北京大会以降のアジア大会、2015年第2回ユース五輪南京大会でも実施された。個人の型演武である「套路」と、個人の対抗形式の「散打」があり、日本では「套路」の競技人口がほとんどである。国際武術連盟には約150カ国が加盟し、国際大会が開催されている。武術太極拳は五輪大会の正式競技をめざし、2020年東京五輪の候補種目のひとつにもあげられていた。 套路(とうろ)種目は、「太極拳」(伸びやかで優美な動作が特徴)、「長拳」(姿勢や動作が大きく伸びやかでスピードがあり、跳躍動作が多く含まれる)、「南拳」(特徴は両脚をしっかりと踏ん張って両腕を力強く使い、剛直な力を表現します。力を出す時に気合を発する)の徒手種目と、そのそれぞれに器械(刀、剣、棍、槍)を使う種目があり、全部で10種目ある。 |