パラ競技-アルペンスキー 競技説明

競技名称パラ競技-アルペンスキー
資料解説パラリンピックのアルペンスキー(Alpine Skiing)は、オリンピックと同様、滑降(ダウンヒル)、スーパー大回転(スーパーG)、大回転(ジャイアントスラローム)、回転(スラローム)、スーパー複合(スーパーコンビ)の5種目が実施される。
障がいごとに立位(スタンディング)、座位(シッティング)、視覚障がい(ビジュアリーインペアード)の3つのカテゴリーごとに分かれて行われる。「チェアスキー」と呼ばれるマシンを使用して行う座位カテゴリーは、時に時速100kmを超える速度で雪面を滑り降りる。視覚障がいカテゴリーの選手は、前方を滑る「ガイド」の音声によるサポートを受けて競技する。3つのカテゴリーは、さらに障がいの種類や程度、運動機能などによってクラス分けされ、実走タイムにクラスごとに設定された係数を掛けた計算タイムで順位が決まる。
パラリンピックでは1976年第1回エーンシェルドスピーク大会でスラロームと大回転が実施された。1984年第3回インスブルック大会では、ダウンヒル競技が追加。また、デモンストレーション競技として、シットスキー(座位)が実施された。1992年第5回アルベールビル大会では、滑降と大回転競技が実施された。1994年第6回リレハンメル大会ではスーパー大回転が加えられた。1998年第7回長野大会では、座位および視覚障害のクラスが加えられたが、2006年第9回トリノ大会でクラス分けが大幅に手直しされた。

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