パラ競技-車いすフェンシング 競技説明
競技名称 | パラ競技-車いすフェンシング |
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資料解説 | 車いすフェンシング(Wheelchair fencing)は、脊髄損傷や下肢切断による、下肢に障がいのある人を対象とし、車椅子をピストと呼ばれる床に固定し、競技者の腕の長さに応じて対戦者間の距離を調節して上半身のみで競技が行われる。相手を剣で突くとポイントになるなど、ルールは立って行うオリンピックのフェンシングとほぼ同じ。 種目としてはメタルジャケットを着た胴体だけを突く「フルーレ」、上半身の突きを行う「エペ」、上半身の突きに斬る動作が加わった「サーブル」の3つがある。 1960年第1回ローマパラリンピックから正式競技種目であり現在まで継続している。 日本では、1994年に京都市障害者スポーツセンターでスタートしたグループをもととして、1998年に日本車いすフェンシング協会が設立された。国内での競技人口は少なく、選手達はヨーロッパ各国を中心に開催されている世界選手権やワールドカップ、アジアパラ(旧称フェスピック)などへの海外遠征で腕を磨いている。 |