パラ競技-車いすバスケットボール 競技説明

競技名称パラ競技-車いすバスケットボール
資料解説車いすバスケットボール(wheelchair basketball)は、脊髄損傷や切断等下肢に主な障害のある選手を対象にした障害者スポーツで、回転性や敏捷性の高い、専用の車いすに乗って行うバスケットボール。ボールの大きさやコートのサイズ、ゴールの高さや出場人数など基本的なルールはオリンピックとほぼ同じ。大きな特徴は「クラス分け」で、選手は障害の程度や身体能力によって、重いほうから順に1.0点から4.5点まで0.5点刻みで8クラスに分けられ、コート上の5選手の合計点を14.0点以内で構成するというルールがある。車いすにはブレーキがなく、ダッシュ、ストップ、ターンなど選手はすべて自身の手で行うため、巧みな車いす操作(チェアスキル)が求められる。
国際車椅子バスケットボール連盟(IWBF)が競技規則の管理や競技の普及等の活動を行っている。1940年代にアメリカで考案されて以降次第に普及した。夏季パラリンピックでは1960年の第1回ローマ大会から正式競技として行われている。

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