パラ競技-車いすテニス 競技説明
競技名称 | パラ競技-車いすテニス |
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資料解説 | 車いすテニス(wheelchair tennis)は、車いすに乗って行なうテニスで障害者スポーツの1つ。2バウンドまでの返球が認められている以外はテニスと同じルールで行われる。コートの広さもネットの高さ、用具なども同じ。テニスは相手のボールを追いかける俊敏さが必要だが、車いすテニスは片手にラケットを持ちながら車いすを漕ぎ、コート内を動き回らねばならない。テニスのテクニックに加え、車いすの操作(チェアワーク)にも高い技術が必要となるスポーツ。 試合カテゴリーは男女シングルス、ダブルスに加え、三肢まひ以上の重度障がいがある選手を対象とした、男女混合の「クアード」があり、それぞれシングルスとダブルスがある。クアードの選手は障がいの程度により、電動車いすの使用やラケットと手をテーピングで固定するなどが認められている。なお、パラリンピックは3セットマッチで行われ、2セット先取したほうが勝ちとなる。 夏季パラリンピック1988年ソウル大会で公開競技となり、1992年のバルセロナ大会より正式競技となった。 |