リュージュ 競技説明
競技名称 | リュージュ |
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資料解説 | リュージュ(Luge)は、そりに先に足を乗せる状態で仰向けに乗って氷上を滑る速さを競うウィンタースポーツである。元はフランス語で「木製のそり」の意味。 競技用のそりは、座席に相当するシャーレと呼ばれる部分、滑走面に相当するシーネ(刃)が付いたクーヘと呼ばれる部分、この二つを繋げるブリッジから構成される。ブレーキやハンドルはなく、シャーレの上で仰向けに寝て水平なフォームを保ちながら、クーヘを足首で挟み、これを内側へ押し込みながら操縦する。足先を進行方向とし、そりに仰向けに乗り、スタート地点にコースの両サイドに設置されたグリップを握り、そり全体を前後に振る反動で進行方向に飛び出してスタートする。スタート直後に、加速レーン内で指先にスパイクのついた手袋で氷をひっかいてスピードを上げる。空気抵抗を少なくするため、足首の微妙な操縦以外滑走中はほとんど姿勢を変えることがない。最高速度は120km/h以上で、1/1000秒までタイムを測定する。 冬季オリンピックでは、1964年インスブルックオリンピックで初めて男女1人乗りと2人乗りが実施され、2014年ソチオリンピックよりチームリレーが追加された。 |