スキー・アルペン 競技説明
競技名称 | スキー |
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資料解説 | スキー・アルペン(Alpine Skiing) は、ヨーロッパアルプス地方で20世紀になって発展したスキー技術である。アルペン(Alpen)とは、ドイツ語で「アルプスの」という意味である。スキーの原型であるノルディックから分化し、ビンディングの踵を固定することにより滑降に特化して発達したスタイルである。雪の斜面をターンを繰り返し、ときには直滑降をおり混ぜつつ滑る。斜面は斜度0度から40度以上までのさまざまな斜度で構成される。滑走速度はレジャー目的では40km/hから60km/h程度までだが、高速系競技では100km/hを越える。 冬季オリンピックでは、1936年ガルミッシュ・パルテンキルヘンオリンピックで初めて男女複合が実施された。1948年サンモリッツオリンピックで男女の滑降と回転の2種目が追加され、1952年オスロオリンピックから男女複合に代わり男女大回転が追加された。1988年カルガリーオリンピックで再び男女複合が復帰し、また男女スーパー大回転が追加され全5種目となった。なお、1948年サンモリッツオリンピックから1980年レークプラシッドオリンピックまでの冬季オリンピックにおけるアルペンスキー競技は、アルペンスキー世界選手権も兼ねていたが、現在はそれぞれ独立した大会となっている。2014年ソチオリンピックより男女複合に変わり、スーパー複合で実施された。2018年平昌オリンピックでは混合団体が追加された。 |