陸上競技・ロード 競技説明
競技名称 | 陸上競技 |
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資料解説 | 一般道路で行われる陸上競技の競争種目はロードと呼ばれ、オリンピックでは42.195㎞を走るマラソンと男女20㎞・男子50㎞の競歩が実施される。マラソンの名前は、紀元前450年にアテネとペルシャが戦った「マラトンの戦い」で勝利を知らせるために約40㎞を兵士が伝令として走ったという故事に由来する。第4回ロンドン大会までは26マイル(41.843㎞)で実施されていたが、当時王妃だったアレクサンドラが「スタート地点は宮殿の庭で、ゴール地点は競技場のボックス席の前に」と注文したために半端な数字の距離(385ヤード)だけ延長され、以来、42.195㎞になったという逸話がある。ただしこの逸話の根拠となる史料は見つかっていない。競歩は「歩く速さ」を競う種目であるため、常に左右どちらかの足が地面に接していなければならない。また、前に振り出した脚が接地してから腰の真下に来るまで膝が曲がってはいけない。ロードで競歩が実施されるようになったのは、1932年ロサンゼルス大会以降である。 |