ボート 競技説明
競技名称 | ボート |
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資料解説 | 近代ボート競技のはじまりは、1716年にロンドンで行われたとされる。ヨーロッパでは盛んに実施され、競技会は「レガッタ」とも呼ばれている。日本には、1866年に横浜で外国人ボートクラブが創立されたことによって移入されたといわれている。オリンピックでは男子は第1回アテネ大会(天候により競技は中止)から、女子は1976年モントリオール大会から正式競技として実施されている。種目は、右手と左手に1本ずつ合わせて2本のオールで漕ぐでスカルと1本のオールで漕ぐスウィープの2種類がある。スカルにはシングル(1人)、ダブル(2人)、クオドルプル(4人)の3種類があり、スウィープにはペア(2人)、フォア(4人)エイト(8人)の3種類がある。オリンピックでは、スウィープの「エイト」のみ漕手8人のほかに舵手(コックス)が乗る。また、種目により体重制限の設けられた「軽量級」がある。軽量級は、男子の漕手各人が72.5kg以下で平均体重が70.0kg以下、女子は漕手各人が59.0kg以下で平均体重が57.0kg以下となっている。2020年東京大会からは、男女の種目がまったく同じ7種目となる予定。 |