資料解説 | バドミントン(badminton)は、ラケットを使ってネット越しにシャトルを打ち合い、得点を競う競技。起源には諸説あるが、1860~70年に現在のバドミントンにつながるゲームが確立していた。1893年には英国バドミントン協会が設立され、ルールの統一が図られた。丸いボールではなくはシャトルを使う点が、他のネットスポーツと異なる。漢字では羽球。シャトルは、半球状のコルクに水鳥等の羽を接着剤などで固定している。シャトルコックという名称は、かつてニワトリ(雄鶏コックcock)の羽を用いていたころの名残。ラケットで打った瞬間の初速は、あらゆる球技の中で最も速い(max493km/h)が、空気抵抗を大きく受けるため、初速と相手コートに届くときの終速は著しく異なる。【オリンピックでは、1972ミュンヘン、1988ソウルで公開競技として採用された後、1992バルセロナ大会から正式競技となる】。【シャトルの規格:長さ約87~98mm、重さ4.74~5.50g。台(コルク)の直径25~28mm、底は丸。羽根の枚数は16枚。羽根は先端から台の上まで62~70㎜で同じ長さ。羽根の先端(コルクとは逆側)は円形で、直径58~68mm】。バドミントンのシャトルは温度別に分類され、スピード番号がついており季節によって使い分ける。【温度別適正分類】2:27℃~33℃、3:22℃~28℃、4:17℃~23℃、5:12℃~18℃ |
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