馬術 競技説明

競技名称馬術
資料解説騎馬戦のための技術として馬術は発展し、紀元前1400年頃にはヒッタイト帝国で馬術書が書かれている。ヨーロッパや日本でも独自に発展していったが、近代スポーツ馬術のはじまりは、イタリアのフェデリコ・カップリッリ(Federico Caprilli)により障害飛越などが考案されことによるとされる。オリンピックにおいて動物を使用する唯一の競技であり、選手は性別にかかわらず競うことができる。オリンピック大会では、コース上に設置された大きな障害物を飛び越える際のミスの少なさと走行時間で競う「障害馬術」、ステップなどの演技の正確さと美しさを採点する「馬場馬術」、障害と馬場の2つにダイナミックなクロスカントリー走行を加えた「総合馬術」の3種目が実施され、それぞれに個人と団体がある。1900年パリ大会ではじめて実施され、軍人以外の男子および女子の参加が認められた1952年ヘルシンキ大会までは、男子の軍人のみが参加することができた。

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