テニス 競技説明

競技名称テニス
資料解説テニス(tennis)は、ネット越しにプレイヤーがラケットでボールを打ち合う球技。漢字では庭球。ローンテニス(lawn tennis)ともいう。テニスの原型は、フランス宮廷で行われたジュ・ド・ポム (Jeu de Paumme) である。1877年、イギリスのロンドンでアマチュア大会として第1回目のウィンブルドン選手権が開催された。【オリンピックでは第1回アテネ大会から1924パリ大会まで連続して公式競技であった。1968メキシコシティ大会、1984ロサンゼルス大会で公開競技として実施された後、プロの参加が認められ、1988ソウル大会から正式競技として復活した】。【ボールの規格:黄色、表面はメルトンと呼ばれるフェルトで覆われている。直径63.5~66.7mm、重さ56.7~58.5g保管している缶に1.8気圧が保たれるようになっておりプレッシャー・ボールと呼ばれる】。テニスラケットに張るストリングス(ガット)には、化学繊維のほかに、「ナチュラル」といわれる天然素材、牛の腸を使ったものがある。牛の腸は、緩みにくく弾力性があるが、やや切れやすく価格も高い。多くのプロ選手が牛の腸でできたナチュラルのガットとポリエステルなどのガットを組み合わせて使用している。古くは羊の腸が使われていた。ちなみに「ガット」(gut)とは腸のこと。JTA(日本テニス協会)公式トーナメント管理規定:第29条(ボール)公式トーナメントの使用球はJTA公認球でなければならない。

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