柔道 競技説明
競技名称 | 柔道 |
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資料解説 | 古くは12世紀以降に発達した武芸である柔術を嘉納治五郎が人間教育の手段として柔道へと変化させた日本発祥のスポーツ。嘉納治五郎は、1882年に講道館を開設。嘉納治五郎は柔道を通じた人間教育の理念を「精力善用」「自他共栄」という2つの言葉で表している。この理念には、近代のオリンピックを創始したピエール・ド・クーベルタンと相通じるものがあったと考えられる。 オリンピックでは東京1964大会で初めて正式競技に採用された。試合では、白か青の柔道衣を着用した選手が、10メートル四方の畳の上で戦う。どちらかの選手が「一本」をとれば、その時点で試合は終了し勝敗が決する。技がきまり相手を制することができても、「一本」となるすべての要件を満たさないときは「技あり」となる。「技あり」を2本とれば試合では勝ちとなる。また「有効柔道には68の投技(なげわざ)と32の固技(かためわざ)の合計100種類の技がある。2020年東京大会では男女の階級数が同じ7つになり、男女混合の団体戦が行われることになった。 |