射撃 競技説明

競技名称射撃
資料解説ライフルや散弾銃、拳銃などを用いた射撃 (Shooting)は、スポーツや競技として広く行われている。銃器を個人が所持するためには免許が必要な場合が多く、審査基準は国によって異なっている。標的を撃つ精度を競うが、標的が固定されているライフル射撃(Rifle Shooting)と標的が動くクレー射撃(Clay pigeon Shooting)がある。オリンピック大会では1904年セントルイス大会と1928年アムステルダム大会以外は、1896年アテネ大会から正式種目。ライフル射撃では、ライフル銃を使う種目と、ピストルを使う種目があり、標的までの距離と銃の種類などによって種目が分かれている。銃の種類は、50mライフル、10mエアライフル、25mピストル、10mエアピストルの4種類、標的までの距離は、50m、25m、10mの3種類ある。射撃の姿勢にも、立ったまま射撃を行う立射(スタンディング Standing)、床に伏せた状態で射撃を行う伏射(プローン Prone)、あぐらをかくように座った状態で行う座射(シッティング Sitting)、片膝を立てた状態で行う膝射(ニーリング Kneeling)の4種類がある。種目によってどの姿勢で行うかが決められており、複数の姿勢を組み合わせて行う種目もある。動く標的を狙うクレー射撃では、空中に飛び出したクレーと呼ばれる皿状の標的を散弾銃で撃つ。1つの装置から遠くにクレーが飛び去るトラップ(TrapまたはDouble Trap)と、左右の装置からクレーが放出される「スキート(Skeet)がある。
東京2020大会では、男女混合種目として10mエアライフルと10mエアピストル、クレー・トラップが追加される予定。

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