カヌー・スラローム 競技説明

競技名称カヌー・スラローム
資料解説カヌー(Canoe)は、古くから海、湖、川での移動、人や物の運搬、狩猟に使われてきた。「カヌー」は、カリブのアラワク族インディアンの言葉だが、現在では世界各地の小型船艇の名称として使われている。1924年には国際カヌー連盟(IRK)が設立され、1946年に改組されて現在の国際カヌー連盟(ICF)となった。カヌー・スラロームは、急流のコースに設定したゲートを通り抜け、ゴールまでのタイムを競う。コースは約250mで最大25のゲートが設定される。そのうち6または8ゲートは下流から上流に遡って通過する。オリンピックでは1972年ミュンヘン大会で一度実施された後、1992年バルセロナ大会以降、毎大会実施さっるようになった。甲板がなく、片膝を立てて漕ぐカナディアン(Canadian)では、片側に水かき(ブレード)が着いたパドル(Paddle)を使う。カヤック(Kayak)は座って漕ぎ、両側にブレードがついたパドルを使う。進む方向は、カナディアンには舵がないため漕ぎで操作し、カヤックは足元の舵(Rudder)を操作して調整する。

PageTop