ウエイトリフティング 競技説明
競技名称 | ウエイトリフティング |
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資料解説 | ウェイトリフティング(Weightlifting)の原型は、重い石などを持ち上げる力比べ。世界中の多くの地域で行われてきた。日本では、神社や寺院で江戸時代から明治時代にかけて盛んに力試しが行われていたことを示す力石が各地に残されている。 現在の競技では、バーベル(Barbell)を両手で持ち上げ、重さを競う。一気に頭上まで持ち上げて起ち上がる「スナッチ」と床からいったん鎖骨の位置までバーベルを持ち上げ(クリーン)、次の動作で頭上に差し上げる(ジャーク)「クリーン&ジャーク」の2種目がある。オリンピックでの歴史も古く、1896年アテネ大会から実施された。国際統括団体である国際ウェイトリフティング協会(IWF)は1905年に設立されている。最初の2回のオリンピック大会では、現在とは異なり、片手のみで持ち上げる種目が実施された他、体重別の階級はなかった。IWFが女子競技を公式に承認したのは1983年。初の世界選手権は1987年に開催された。2000年シドニー大会から女子種目が正式に採用された。 |