アーチェリー 競技説明

競技名称アーチェリー
資料解説アーチェリー(Archery)は、狩猟の道具や武器として弓矢が使用されたのが原型。現時点では、南アフリカのシブドゥ洞窟の遺跡で発見された6〜7万年前の鏃(やじり)が最古のものとされている。スポーツとして確立したのは16世紀とされ、1676年にイギリスで設立された王立団体は世界でも最も古いスポーツ組織のひとつといわれる。体力や技術に加え、メンタルの強さが必要勝敗の決め手となる競技。弓(Bow)につけられた弦(String)を引き、的を狙って矢(Arrow)を放つ。オリンピックの採用種目である屋外の地面の平坦な射場で行うターゲットアーチェリーの他、森や山などで行われるフィールドアーチェリー、室内で行われるインドアアーチェリーなどさまざまな種目がある。オリンピックでは1900パリ大会で最初に採用され、1924年パリ大会から一時的に採用競技ではなくなった後、1972年から正式競技として復活。70m先の直径122cmの円形の的を狙い、中心に当たれば10点を得る。中心から外れるに従って点数が小さくなる。1対1のトーナメントと1チーム3人の選手による団体競技がある。

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