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江戸手描提灯文字入れ
大分類 | 【指】指定文化財 |
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名称(ヨミ) | エドテガキチョウチンモジイレ |
種別 | 無形文化財 |
区分 | 工芸技術 |
員数 | 1団体 |
指定年月日 | 2023/04/01 |
指定番号 | 千文(有)第83号 |
所有者(保持者) | 合資会社吉野屋商店 |
内容・伝来 | 白張提灯に手作業で文字や家紋を書く江戸以来の技術。勘亭流よりもくせを減らし、提灯を下から見上げた時に美しく、はっきりと見える「江戸文字」を使用する。通常の書道では一度書いた文字を上から再度なぞることはしないが、手描提灯は何度も塗り直しながら文字や紋の形を調えていく。神田佐久間町に店舗を構える吉野屋商店は、徳川家康の関東入国とともに江戸にやってきた三河武士の末裔と伝える吉野善助を祖とし、安政元年(1854)に神田で提灯の卸問屋を創業したとされる。区内の神田祭や靖国神社みたままつりでは毎回多くの提灯を作成し、伝統ある祭礼の開催を支えている。 |
備考 | 平成19年に東京都の伝統工芸品に指定された。 |